岡山操山高校に1990年から2000年まで美術教師として奉職された森下勲先生の彫刻展が、2016年11月8日(火)~13日(日)まで東京・銀座8丁目の「タチカワブラインド銀座スペース Atte」にて“発泡スチロールからアルミニュームへ”と題して開催されます。
今までは発泡スチロールで作品を作ってこられましたが、その経験を生かして今回はアルミニュームに置き換え、先生の感性に従い一気に仕上げられたそうです。ぜひお出かけ下さい。
追記■森下勲先生は2024年8月6日にご逝去されています。
遅ればせながら、謹んで哀悼の意を表します。ありがとうございました。(2025年2月)
ご挨拶と操山高校の思い出:森下勲
このたび「タチカワブラインド銀座スペース」で彫刻展を開くことになりました。関東でご活躍の操山高校同窓生の皆様どうかお立ち寄りください。
私が小学校に入学したのは昭和21年4月でした。
小学校、中学校、高等学校を通じて『二度と戦争を起こしてはならない』という、先生方の語られた熱い情熱が私たちに伝わってきた年代です。
さて私は6人兄弟として生まれ一番上の姉が一女、そして兄と弟が操山高校、妹が専攻科へ進みました。そして私が1990年から美術の教師として10年間お世話になりました。
そうそう私が操山高校の美術教師に就いたことを、前任の小野絵麻先生が大変喜んでくださったのを思い出します。
在任中のことですが担任を持っても進学指導などもう一人の担任に任せきりで、生徒の心に触れる教育を目指しておりました。
また教務課では時間割の編成などは出来ず、もっぱら大工仕事などの便利屋的な仕事をしていました。教室の一番上の窓を開ける道具を作ったり、退職する10年目には今まで生徒が描き残した絵に額とネームプレートを付けました。それが今でも廊下に残っています。
そして未だに後任の美術の先生と交流がございます。
操山高校は一番の思い出としていつまでも心に残っています。
これまでの70年間多くの人と出会い、教育の場では生徒たちから教わることも多くありました。
私を育ててくれた両親、49年共に過ごした妻にも感謝しながら、自然の回復と人々の素晴らしさを信じる中、今後も作品を作りつづけたいと思います。
2016年10月19日
プロフィール■
1939年 岡山市生まれ
1959年 岡山大学教育学部特設美術科卒(彫塑専攻)
1968年 岡山県展において山陽新聞社賞以後、公募団体には出品せず個展やグループ展などに作品を発表
1979年 神戸ポートアイランド北公園に作品『港』が置かれる
1992年 岡山市文化奨励賞受賞

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